転職前に入社しやすくなる資格ってなんですか?
転職した後に業務で活用できる資格について教えてください。
こういった質問をよくいただきます。
元々転職エージェントで4年間勤めていましたが、確かに各業界・職種で役立つ資格があります。
今回はその資格の紹介と、勉強方法についてもお話しします。
といった方におススメの記事です。
是非最後までご覧ください。
~転職前・転職後に役立つ資格とおススメアプリ5選~
自分の市場価値ってどういった点から評価をされるかご存じですか?
学歴・職歴・業務内容・資格です。
履歴書と職務経歴書に記載をする内容で、あなたの証明書となります。
学歴・職歴を今から変えることは難しいですが、業務内容・資格は変えることができます。
これからジョブ型雇用が浸透していくと、『自分は○○ができる!』と確立した能力を相手にわかってもらう必要がありますよね。
”スキマ時間”を見つけて、自己研鑽をすることによって自分の能力アップさせたり、市場価値を向上させることが可能です。
コツコツ積み上げ、他人との差別化を図っていきましょう。
英語学習はTOEIC!
▼TOEICとは
TOEICとは、英語によるコミュニケーションとビジネス能力を検定するための試験です。満点は990点。主に勉強する内容はlisteningとreading。writingやspeakingはテストの範囲に入っていない。
▼TOEICの目標点数
多くの企業の目安となっているTOEIC600点は中級レベル。TOEIC730点は上級、800点、900点を目指していくことも可能です。
▼エージェント視点からの所感
当たり前ですが、点数が高いほど海外展開を積極的に行っている大手企業の書類選考は通過しやすいです。楽天は入社ラインにTOEICのスコア700点以上としていますが、多国籍での会議が頻繁に行われることから、スコアの基準を設けています。実際に入社したときについていけないからですね。
勉強方法はスタディサプリ1強
(出典:スタディサプリ)
- 携帯アプリで、iOS、androidにも対応。
- TOEICを7つのレベル別講座に分けレッスン数は240コマ
- 月額980円から利用でき、初期費用はかかりません。
- 料金プラン
- オープン会員
- プレミアム会員
- 料金
- 無料
- 月額980円
未経験からエンジニアを目指す人はMOSや基本情報技術者
目指すレベルごとによって、必要な資格は変わります。
下記を参考にしてみてください。
- ステータス
- 業務でPCを使ったことがない
- 業務でPCを使っている
アルゴリズム(※1)を理解していない。
- 業務でPCを使っている
アルゴリズム(※1)を理解している。
- 勉強する資格
- マイクロソフトオフィススペシャリスト(MOS)
- ITパスポート
- 基本情報技術者試験
(※1)参考リンク:Wikipedia『アルゴリズム』
▼マイクロソフトオフィススペシャリスト(MOS)とは
エンジニアというと少しハードルが高い…と感じてしまう方にお勧めです。ビジネスシーンで利用するWord、Excel、Power Point、Access、Outlookのそれぞれにおいて、操作の基本知識を問われます。パソコン操作に関しては問題がないという証明になるため、エンジニアだけではなく、事務系の職種にも活かせます。
▼MOS勉強方法
はじめに勉強する内容は、請求書関係や、データ整理を行うことができる”MOS Excel”がおすすめです。業務で必ずと言えるほど使う内容になっているため、早期のキャッチアップには欠かせません。
▼エージェント視点からの所感
日々の業務でオフィスソフトを使用している方であれば、少し勉強すれば、合格することができます。PCにあまり触れてこなかった方がオフィスワークにチャレンジする際、パソコンの基礎スキルを身につけるためにピッタリな資格です。
合格率:約80%
勉強時間:50時間〜100時間
受験費用:1科目約1万円
申し込みサイト:http://mos.odyssey-com.co.jp/exam/zuiji.html
▼ITパスポートとは
一通りのPCスキルをお持ちの方が、初めてIT業界にちゃん字する際にお勧めです。
iパスは、国家試験で、ITを利活用する方が備えておくべきITに関する基礎的な知識があるという証明になります。
▼iパス勉強方法
勉強していると聞いたことがある情報も多いため、過去問を解きながら、わからない内容を勉強していく形が良いです。
▼エージェント視点からの所感
これからIT業界にチャレンジをする方向けの内容になっています。
IT業界に身を置くようになると、クラウド・サーバー・セキュリティ、OSに関する言葉が多く飛び交います。
早期に戦力化するためには必要不可欠な資格です。
合格率:約50%
勉強時間:100時間〜150時間
受験費用:5,700円
申し込みサイト:https://www3.jitec.ipa.go.jp/JitesCbt/html/application/applies.htmlhttp://mos.odyssey-com.co.jp/exam/zuiji.html
▼基本情報技術者とは
プログラマーやシステムエンジニアなどのIT業界で活躍する職種で活かせる資格です。情報処理に必要な思考の仕方、基礎的なIT知識が出題されます。IT業界への入門資格といえます。多くのIT企業で、まず取得を目指すように薦められる資格です。
▼基本情報技術者試験の勉強方法
参考書は1冊購入することをおススメします。知らない単語も多くあるため、継続して反復学習が必要です。また、過去問学習用アプリもインストールして、両刀で勉強が必要なくらい負荷はかかります。
下記は私のお勧め教本で、きたみ先生の著書です。元SEでイラストレーターをやられている方なのですが、初心者にわかりやすく図式化し、内容を教えてくれるので頭に入ってきます。
▼エージェント視点からの所感
これからIT業界にチャレンジをする方向けの内容になっています。
IT業界に身を置くようになると、クラウド・サーバー・セキュリティ、OSに関する言葉が多く飛び交います。
早期に戦力化するためには必要不可欠な資格です。
合格率:20%~30%
勉強時間:150時間〜200時間
受験費用:5700円
申し込みサイト:https://www.jitec.ipa.go.jp/1_02annai/_index_annai.html
未経験からエンジニアを目指す人向けのアプリ3選
(出典:Is-pro Co., Ltd.)
▼MOS用のアプリは『MOS 一般対策 Excel』
- 西日本新聞パソコン教室の現役講師が厳選したもので、一問一答形式で回答することができる。
- 有料で料金は600円かかりますが、参考書が約2,000円ほどなので、その3分の1で合格ができます。
- わからない問題はyoutubeと併用で問題なし。
(出典:Trips LLC)
▼ITパスポート用のアプリは『ITパスポート 全問解説』
- 無料で全小問1,490問に対応しており、過去問は随時追加される
- 全問題に解説がついており、復習に便利なチェック機能もあり
- 分野別に問題を解いたり、実力チェック100門などギミックも多彩
(出典:Trips LLC)
▼基本情報技術者試験勉強用のアプリは『【令和2年春対応】 基本情報技術者試験 午前問題集』
- 無料でIPAの午前試験過去問題集、全1520門が解説付きで収録
- 学習定着を図るギミックが多数
- 回答記録が履歴として残る
未経験経理や事業責任者で転職したい方は簿記試験
簿記とは?
簿記検定には複数の種類があり、対象としている受験者も異なります。仕事に活かしすためには、日商簿記検定を受験しましょう。
▼簿記の目標
簿記の能力を専門にしていきたい場合は2級、補足知識として知っておきたい場合は、3級を勉強しましょう。
▼エージェント視点からの所感
未経験で経理職を目指される場合は募集している企業が少ないため2級を取得しましょう。事業責任者になられる方は経理部の方でない限り3級を取得し、会社諸表から事業企画を立てるという安心感を転職先へ与えましょう。
合格率:30%~40%(3級)、10%(2級)
勉強時間:70時間(3級)、200時間(2級)
受験費用:2800円(3級)、4630円(2級)
申し込みサイト:https://www.kentei.org/boki/
簿記取得におススメアプリ2選
(出典:Trips LLC)
▼簿記3級対策は『仕訳簿記3級』
- 過去問の点数もアプリで管理。
- 基本操作はスワイプのため、短時間でサクッと勉強できる
- 料金は無料で、講義動画も収録されている。
(出典:willsi Co., Ltd.)
▼簿記3級/2級対策は『パブロフ簿記3級lite』
- テスト問題も搭載されているので、自分の実力を試すことができる
- 無料にもかかわらず、試験前の対策にはぜひ活用したい仕様
- 問題の詳しい解説が付いているので、分からない部分もしっかり理解することができる
終わり
そこで必要な道具が『資格や勉強内容』です。
これから未経験でチャレンジしたい!や仕事の幅を広げたいと考えている場合は検討される際は、是非勉強をし多くの内定の獲得をしてください。
それではまた^^
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