皆さん、転職活動で提案書って作ったことはありますか?
大半の人が『No』と言われるかと思います。
私が約1年前、転職エージェントでトップコンサルタントとして活動していた時、
ハードルの高い会社を受ける候補者と一緒に提案書を作っていました。
20代だと年収450万円以上の方向け、30代は基本作成しており、
実際に一緒に作ったときは、内定率は高く(肌感9割くらい)、相手からの受けもよかったです。
そりゃそうで、提案書の良いところは関わる人がwinwinになれます。
人事『経歴を履歴書と職務経歴書になぞって聞く』
転職者『聞かれた質問に答える』
この基本スタンスの内容が提案書に記載してあれば、簡潔に話が済んで、互いにマッチするか擦り合わせに時間を割くことができますからね。
なので、今回は面接で作る提案書についてお話しします。
今回のブログはこういった方におススメです。
・どうしても受かりたい会社がある
・面接で上手に話せないから、資料作成能力を見てほしい
・受ける企業すべてで内定が欲しい
大手転職サイトもあまり行わないことなので、是非Tipsとして把握してもらえればと思います。
他候補者との差別化は面接用提案書を作るべし
提案書とは、何らかの企画や商談などで提案を行うための書類とか資料のことです。
自分が受ける会社に対して『利益を上げられるポイント』や『聞かれるであろうことを先回りして記載しておく』といったように自分の提案資料があれば、話のテンポがスムーズでより生産的な話ができますよね。
相手との話も弾み、会社の雰囲気を深いところまで知っていくことができると思います。
面接で必要な書類に指定はない
そもそも、誰が履歴書・職務経歴書・ポートフォリオ(デザイナー職等)のみで面接に行かなければいけないと決めたのでしょうか?厚生労働省やハローワークでも特に言及もされていません。一般的に履歴書と職務経歴書の提出を求められているだけで、追加資料を出してはいけないといったことは特にないです。
job description
もとになった考えはJob descriptionです。
日本で採用している企業は少なく、欧米企業で採用や評価の指標として多く採用されています。
記載される代表的な項目は、職務のポジション名、目的、責任、内容と範囲、求められるスキルや技能、資格など。特に職務内容と範囲については、どのような業務をどのように、どの範囲まで行うかといったところまで詳細に記載されています。
また、記載される項目や内容は当人の上司がディスカッションの上決定するので、明確な証明書となり得ました。
最近では外資系企業や海外の従業員が増えるにつれ、日本企業で必要となっているケースも出てきましたね。
今世の中に求められている人材は?
今世の中に求められている人材は?どういった人材でしょうか。
DX、COVID-19、働き方改革、ジョブ型雇用、時代が推移していく中で、変化に素早く対応できる人材が求められています。
経営層は判断力や統率力。
ミドルレベルでは経営分析や戦略形成応用力。課題発見・解決能力。
新卒レベルでは一般教養や基礎的な企業・経済知識
各分野での活躍ができる人材は必要不可欠な社会になりつつあります。
提案書は自発性や積極性を示すのに素晴らしい材料
ジョブディスクリプションを提出する傾向は日本ではありませんが、
自分が何の仕事をしていて、どういった価値観を持っていて、どういった成果を会社であげられるのかを提案書を通じて相手に伝えることができれば、無駄な話を少なくし、転職者の要望と企業の要望をすり合わせる本質的な面接となります。
一般的な面接は過去~未来に向かって質問をされますが、形式ばった形で、用意していた回答を話す面接では、何も得られることはないですからね。
これは転職者にとっても面接官にとってもwinwinとなるものなのです。
提案書のひな形は無料で配布します。
いかがでしたか?
正直完全私の経験則で、日本ではあまり流通しない話です。
ただ、提案資料はどの職種でも確実にあったほうが良いですよ。
私が転職支援している実績が多くあるので自信をもっておススメできます。
一緒に提案資料を作成してほしい!や、個別のキャリアカウンセリングも受け付けてます。
また、話に挙げた、提案書のひな形はありますので、必要あれば配布します。
Twitterやメールで連絡をいただければ幸いです。
▼Twitter
https://twitter.com/seipapa_ikulyu
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皆さんの転職活動が素晴らしいものになるよう心から祈っています。
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